2017年01月09日

初詣

私事ですが、毎月1日は早朝から17kmほど離れた宮地嶽神社への朔日詣りを長年続けています。(ちなみに、この宮地嶽神社は、アイドルグループ“嵐”のJALのCM「光の道」で全国的に有名になった神社。)

ただ、正月だけは、参拝者が多過ぎて朔日詣りができていません。
正月だけしか来ない人たちと一緒に並びたくないという、誠に小さな根性からです。
このため、私が勝手に自分の氏神と決めている近くの神社に詣でるだけにしています。

そもそも、現在のかたちでの初詣というのは、古来からの伝統ではなく、明治の中頃から始まったものです。まだまだ100年を少し過ぎた程度の風習でしかありません。

会社も学校も休みで鉄道に乗る人が少ない正月に、なんとか空席を埋めたいと考えた鉄道会社の経営戦略の結果であり、言ってみれば菓子会社の戦力に乗せられてバレンタインデーにチョコレートを贈るようなものというのは、ちょっと言い過ぎか。

それでは、明治初期以前はどうしていたかというと、村の氏神社に詣でるか、せいぜいその年の恵方にある神社にお詣りに行った程度のようです。

このように、日本古来からの風習と思われていることが、実はそれほど歴史が古くないというものは、結構あるものです。

正月から捻くれた表現となってしまい恐縮ですが、本年もよろしくお願い致します。

wrote by 山崎
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2016年10月02日

三津の渡し

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松山市の三津〜港山の約80メートルの内港を2分ほどで繋ぐ小さな渡し船です。

正式な名称は「松山市道高浜2号線」という海の市道であり、船頭さんは松山市の職員であるとか。渡し船とはいえ、市道であるため、料金は必要ありません。年中無休で、朝7時から夜の7時まで運行されていますが、特に時刻表のようなものはありません。誰かが乗ってくると、すぐに出発します。

いつもは三津側に停泊していますが、対岸の港山から乗りたい場合は、手を振れば停泊中の三津側から迎えて来てくれます。手を振って呼んでも気付いてもらえない時は、乗場付近にベルが設置されていますので、それを押せばよいとのこと。

私も三津から港山方面に用事があったので、利用させて頂きましたが、私一人が乗ったところですぐに出発して頂けました。三津から港山まで内港の沿道をあるけば30分ほど掛かりますが、渡し船で2分です。

この渡し船の歴史は古く、戦国の幕を開けた応仁の乱が起こった応仁元年(1467)であるとか。

当時、港山(湊山)城主だった河野通春が城兵の糧食として米や野菜・魚などを三津から調達するために、港山と三津との間を渡し船で結んだのが始まりだったといわれています。

実に550年もの歴史を有することになります。

ちなみに、明治14年に三津の住民から架橋の請願があったとのことですが、実施されることなく、現在に至っています。

橋がある方が便利には違いありませんが、不便を楽しむというのも文化であるのかも知れないと、小さな船旅の中で思ってしまいました。(よそ者だから無責任に言っているのかも知れませんが。)
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2016年03月13日

『水神』

新たな調査を始める際には、よくその土地に関わる本を読みます。
歴史小説であったり、司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズであったりですが、別にそれでその土地の歴史知識を得ようということではなく、なんとなく気持ちの上でその時代のその土地の風を感じたいという想いからです。

s_128822.png 今読んでいるものは、『水神』(帚木蓬生著)。
 17世紀後半の筑後久留米藩を舞台にした作品ですが、歴史小説にありがちなヒーロー物ではありません。

 大河筑後川の流域に位置しながら、台地にあるために川の水を引くことが出来ず、絶えず水不足に悩まされるという米作に適しない貧しい江南原(筑後国生葉郡)の5人の庄屋を中心とする作品です。

 この貧しさを自分たちの代で終わらせるため、筑後川に堰を造り、水路を巡らせて乾いた大地を豊作の土地にするという構想を描き、これを久留米藩に命懸けで嘆願し、遂にこの大事業を成し遂げるという実話を小説化したものです。

この本は、以前に1回読んだものですが、今回またこの筑後を舞台とする調査を行うことになったため、庄屋という立場に立って筑後国を眺めてみたいと思い、再度読んでいるところです。

なかなか胸を熱くする物語であり、自分もこのような人の胸を打つ作品が残せたらと思っているのですが、なかなか筆が進んでいません。
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2016年03月05日

12年前の新聞記事

12年前に朝日新聞社さんから取材を受けたことがありました。

今でこそ、マスコミからの取材依頼は原則としてお断りさせて頂いていますが、当時の家系調査という業務は、今以上にマイナーな存在でしたので、新聞に掲載されて少しでも周知されることが嬉しかったのを覚えています。

本日、その時の記事の切り抜きを持たれた来客がありました。

その記事を切り抜いて保管されておられたのは、昨年亡くなられたお父様だそうで、遺品の整理をしていた時に箱の中から出てきたということです。

「そういえば家系図を作りたいとか話していたなぁ。」ということで、ご兄弟で話し合って、亡きお父様の代わりに息子さんがお申込みに来られというわけです。家系図が完成したら仏壇に供えたいとのこと。

12年も前の切り抜きをよくぞ今まで持って頂いていたことに感謝致しました。

嬉しいお話でしたので、ご本人の許可を得て、ちょっとブログの題材にしてみました。

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2015年12月25日

手紙・手紙・手紙・・・

家系調査では、手紙を書くことが大変多いものです。
今月だけで、16通の手紙を出しています。

旧菩提寺探しの為の寺院への手紙を筆頭に、ご本家探しや情報収集の為の同姓の家への手紙、郷土史家の方や郷土史雑誌の事務局、その他の関係諸機関など。

手紙を受け取るお相手側からすると返事をする義務のないものですし、悪質な詐欺が横行する時代ですので、なんとなく胡散臭いと思われる恐れもあります。

必ず返信を頂くためには、当方の熱意を感じて頂け、「返事くらい出してやろうかな。」と思って頂けるような文章にしなければなりませんが、かといってあまり長文になってしまうと読んで頂けないかも知れません。

抵抗なく読んで頂ける長さは、せいぜいA4用紙で1枚半くらいかなと考えています。

その長さの中に、熱意と誠意を感じて頂ける文章を、分かり易く簡潔に!
これが難しいもので、1通の手紙を完成させるだけで結構疲れます。

年末年始の休暇中に、さらに多くの手紙を完成させておこうと思っています。
posted by 仁四郎 at 13:32 | Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月17日

新聞社の取材

地元西日本新聞社さんから取材を受けました。

以前は、テレビやラジオ・新聞社・雑誌などから取材依頼があると、快く受けていたのです、近頃では全てお断りするようにしていました。

家系調査というのは、人権やプライバシーなどの微妙な問題に触れざるを得ない面があり、あまり興味本位にマスコミに取り上げられるべきではないというのが一番の理由です。

また、「〜から取材を受けました!」といった内容を誇らしげにホームページにアップしているところと同列になりたくないという、“小さなプライド”のためでもあります(笑) マスコミの取材を受けたことは、錦旗を授かったわけではありませんから。

ところが、今回の記者氏は、ご自身も興味を持たれているようで、かなり勉強をなさっておられることが伝わって参りました。なにより、個人的に非常に好感が持てる方でしたので、これはお断りしてはいけないと思われました。

別にマスコミの取材が嫌だということではなく、面白半分に扱われたくないというだけですので、真面目に取り上げて頂けるのであれば、大いに結構なことです。

結局、1時間半にも亘ってお話をさせて頂き、楽しい時間を持つことが出来ました。

どのような記事になるのかは分かりませんが、こっそり読んでみたいと思っています。
posted by 仁四郎 at 18:09 | Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

ようやく回復!

先月後半に風邪を引き、大人になって初めて40度を超す熱を2日続けて出して以来、体の悪いところが一気に噴き出たかのように、あちらこちらが悪くなり、この2週間強というもの、ほとんどベッドがら離れることが出来ませんでした。これだけ寝込んでしまったのは、社会人になって初めてです。

ようやく昨日頃から調子が良くなり、今日はほぼ通常通りの体調まで回復したかなと思います。

ただでさえ、やるべきことが詰まっていましたので、この2週間のブランクは大きいです。

早速、11日(日)から4日間で鹿児島市周辺と甑島に行く予約をしてきたところですが、運が悪いことに来週初めから冬型の天気に戻るそうで、一番寒くなりそうな12日は下甑島で墓地調査を中心とした現地調査を行う計画を立ててしまっています。

せっかく体調が回復したというのに、寒空の下で墓地調査をするというのはどうかなと思うのですが、もう旅行社に入金も済ませたし、その調査の後にはすぐに島根県の調査に出掛ける予定ですので、今さら変更は出来ません。ぶり返さないように、十分用心して掛らねばなりません。

ところで、この2週間で、菩提寺と思われる寺院や本家である可能性の高い家などに数通の照会の手紙を出していたのですが、ことごとく返信を頂くことが出来ました。中でも、依頼者さんの明治以前の菩提寺ではないかと推測していた寺院からは、想像通り菩提寺である旨とその寺院に祀られているご先祖様全員のお名前と戒名・没年・続柄まで書いた回答書を頂くことが出来ました。

ここのところ、これまで以上に手紙作戦に力を入れていますが、結構な成果を挙げることが出来ています。
家系調査において、寺院や同姓の家・郷土史家などへの手紙による照会は、かなり有力な方法だと思います。

ただ、事前にどこに出すかということを調べ上げることが重要なのですが。
posted by 仁四郎 at 21:26 | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月22日

風邪に伏す

先日、雪の中で長時間の墓地調査をしたため、風邪を引いてしまいましたが、既に次の出張の予約をしていたので、熱を出しつつ3泊4日で遠方での調査をしてきました。
この無理が祟ったようで、いよいよ症状が酷くなり、さすがに今日はおとなしく休んでいます。

若いころは、「風邪は気合で治すもの」と思ってきましたが、悲しいかな気合だけでは治せない年齢になったようです。

近々にしなければならないことがたくさんあるので、内心とても焦っているのですが、ここはじっと我慢して風邪を治すことに専念したいと思っています。

風邪は大敵! 風邪くらいでと、なめてはいけませんね。
posted by 仁四郎 at 14:07 | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月07日

ホテルにて

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ニューオータニの35階の部屋から、箱根の山を従えるように富士山がはっきり見えましたので、思わず一枚撮影してしまいました。
古文書や墓碑の撮影用にしているあまり性能の良いカメラではありませんので、ベストショットとはいえませんが・・・
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2012年01月15日

RCCラジオ

中国放送のRCCラジオの明日の番組の中で、家系図についてのお話しをすることとなりました。私の出番は、13:05からの10〜15分程度ということらしいです。

以前、不登校生の学校の代表をしていた時代には、テレビやラジオ、各種講演会などでお喋りをする機会がとても多かったのですが、最近はそのようなこともないため、柄にもなく少し緊張をしております。

それにしても、最近はマスコミの方から連絡を受けることが多くなりました。
安易にすぐ「〜ブーム」と囃す今の風潮は好きではありませんが、やはり家系図ブームなのかも知れませんね。ブームというのは、怖いものです。気を付けなければ。
posted by 仁四郎 at 08:22 | Comment(1) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月14日

無題

ちょっと油断していたら、ブログの更新が1カ月以上も空いてしまいました。
このブログも6年目に入りましたが、あまり面白みのないことばかり書いている割には見て頂いている方も増えてきたようです。ただ、ここしばらくは更新する余裕がなく、当面は散発の投稿が続きそうです。

ところで、これまで単発的に調査のお手伝いを依頼することは何度もあったのですが、今回は正式なスタッフとして調査員を探しているところです。

いちから研修をしている暇がありませので、即戦力になる人がいればと思っているのですが、そもそもこのような仕事自体がマイナーですので、経験者がいるはずもなく、なかなか難しいものです。

調査員に最低必要な条件というのは、
・歴史が好きでそれなりの素養がある(当たり前か)
・社交的で、コミュニケーション能力がある(現地での各方面での聞き取り調査で、相手から如何に重要な情報を聞き出せるかが重要だから)
・フットワークが軽い(ある意味、青森から鹿児島までが勤務先)
・粘り強い(調査活動の9割以上が無駄骨になる)
といったところかなと思いますが、当然うちの通勤圏内に住んでいる人でないといけませんし、かといってわざわざ遠方から引っ越して来るとなると気が重い・・・と、いろいろ言っていたらきりがありませんね。

これまでに何人かの方とお会いしましたが、なかなか一緒にやってみたいとう方とは出会えていません。ただ、急いで決めてしまっても碌なことはありませんので、気長に構えていなければと思っているところです。

posted by 仁四郎 at 11:30 | Comment(3) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

京都の紅葉

現在の京都の紅葉状況。
今年は暖かい日が続いているため、美しい紅葉とは言い難い状況です。

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清水寺


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天龍寺


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2011年09月20日

記事中の間違い

今頃になって、ようやくサンデー毎日の自分が取材されたところの記事を読みましたが、何箇所か間違いがありました。

特に、江戸時代の過去帳では、苗字がないので調べるのが難しいといった趣旨のことを話したつもりが、なぜか「苗字しかないので・・・」と書かれており、明らかな誤りとなっています。

まるで私が間違ったことを言ったようで、恰好が悪いですね。

その他、私が話した趣旨とは少し違った表現となっている箇所がありました。
今回は、東京の記者氏から電話による取材だったのですが、これからはこのような形の取材は断らなければならないと思いました。
posted by 仁四郎 at 20:39 | Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

サンデー毎日の取材

家系図についての特集記事を書くのことで、サンデー毎日さんから取材を受けました。

初めて家系図を調べてみようという方向けの記事とのことで、かなり根本的な質問をされましたが、長い間家系調査に浸かってしまっている身としては、原点に戻ったような想いがあり、結構良い時間を持つことが出来ました。

ちなみに、来週発売らしいのですが、さて、どのように書かれていることやら・・・
posted by 仁四郎 at 08:33 | Comment(2) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月27日

「コダイムふるさと講座」の講師

本日は、王塚装飾古墳館(福岡県桂川町)が定期的に行っている「コダイムふるさと講座」で、家系図についての講師をさせて頂きました。

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今回は26名の方が参加。
大学で学生相手に講義をする時とは違い、社会人の方はとても熱心に耳を傾けて頂けるので、話をする方も充実した時間を持つことが出来ました。感謝です。
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2011年08月16日

いまどきの精霊流し

初めて精霊流しをしました。
地元の遠賀川河川敷で、町の社会福祉協議会が主催するものです。

伊左座河川敷公園というところが会場で、そこから流して約2km先で精霊船が回収されるとのことでした。味気ないことですが、回収後はお焚き上げをしてくれるとのことですし、この時勢ですので仕方がないかなと思っていたのですが・・・

現地に着いてビックリ!
なんと、精霊船を直接流すのではなく、町が用意したボートに載せて”流す”のではなく、 ”運ぶ”のです。結局、そのボートで2kmほど下流に行き、それを回収するということなのです。

精霊船が途中で沈まないように、上に載せる果物やお菓子などいろいろとバランスを考えて載せていたのですが・・・

まぁ、環境保護ということなのでしょうが、なんとも味気ない時代となったものです。

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2011年07月02日

不幸事が続く

昨年8月に母を喪って以降、12月に伯母を亡くし、先月は義父が亡くなり、さらに昨日は生前最もお世話になっていた伯母の葬儀を終え、やっと帰宅したところです。
僅か10カ月余りの間に近しい人を4人も喪うこととなってしまいましたが、これまでこのようなことにあまり縁がなかっただけに、妙に心が疲れてしまいました。

大事な人の闘病から臨終まで見届け、また葬儀からお墓や相続のことなど、普段考えなかったことを自身の問題として考えざるを得ませんでした。ちょうど当事務所では、下の画像にある「エンディングノート」を先月に発行したばかりで、今後は各所で生前準備についてのセミナーなどを開催することになっているのですが、商売抜きに力が入ります。

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お陰さまで、家系調査もこれまでにないほどのご依頼を受けているところに不幸事が続き、全力を出せないもどかしさを感じていましたが、これからしばらくは休みなしに頑張らなくてはなりません。

posted by 仁四郎 at 11:25 | Comment(3) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

家系図の講習会

県内の王塚装飾古墳館(桂川町)から家系図の講習会の講師依頼を受けました。
そちらが定期に開催している講座のひとつとして、家系図についての話をして欲しいとのことでしたので、喜んでお受けすることにしました。

講習会は1年以上振りです。
開催日は8月27日(土)とまだ余裕がありますので、それまでに今まで使っていた小冊子に手を加えて、もう少し充実したものを作ろうかと思っています。

興味が有ってお近くの方は是非ご参加ください。
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2010年12月31日

ようやく今年も終わり

家系図がブームになったのかどうか、今年は例年の3倍近い調査依頼を頂き、実に大忙しの日々となりました。

その中で、8月に母が亡くなり、そして昨日伯母が亡くなり、大晦日の今日が葬儀となりました。正月の用意が何も出来ず、本当に最後の最後まで慌ただしく、今年一年を象徴するかのような締め括りとなってしまいました。

せめて明日から3日間だけは仕事を離れ、ちょっと過熱感のある頭の中を整理してみようと思います。

このブログは、結構私を知っている方も見て頂いているようですね。
来年もどうぞよろしくお願いいたいます。
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2010年08月25日

母の死と後悔

母が亡くなりました。享年84歳。

私は、20代の頃に会社の経営に失敗し、多額の借金を抱えました。
それまで、己をエリートだと信じ込んでいた私はその失敗を受け入れることが出来ず、実に見苦しい振る舞いに終始していました。
私の人生の最大の汚点です。
このために母に多くの心労を重ねさせてしまいました。
これが原因で発病し、その病気で最期を迎えることになりました。
実に親不孝者です。最後の瞬間にまで、数分違いで間に合わない始末。

かつて、母親を亡くした友人が、亡くしてから「こうしてあげればよかった。あれもしてあげておけばよかった・・・」と後悔ばかりした、と言っていましたが、私の場合は自分の責任で死に追いやったのではないかという自責の念が非常に強く、さらに我が家の特殊な事情もあり、激しい後悔で精神の均衡が保てそうにありません。

少しくらい自分自身も苦しめようと、食を断っています。
今日でまだ2日目ですが、この空腹に耐えることが今の自分を救ってくれているようです。

「親孝行は生きているうちにしろ!」といいますが、まさしくその通りで、逝ってしまってからではどうしようもありません。
私にはもう親はいなくなりましたので、せめて両親が健在の妻にはそのような思いをさせないようにしてあげなければなりません。
posted by 仁四郎 at 08:51 | Comment(4) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする