2017年03月10日

恵美須神社(松山市)

松山市三津二丁目に鎮座する恵美須神社です。
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文政年間の古地図では「恵美須堂」と書かれていますが、その後「三穂神社」となり、さらに現在の恵美須神社と改称されたとか。

この神社の向かいには、大原其戎の居宅があったらしく、其戎の句に「初笑がほするや戎と向ひ同士」というものがあります。

ちなみに、大原其戎について、正岡子規は「余が俳諧の師は実に先生を以てはじめとす。して今に至るまで他の師を得ず。」と書いています。子規が生涯に唯ひとり俳諧の師と仰いだ人物のようです。

ところでこの神社は、面白いことに、狛犬ではなく恵美寿様と大黒様がお守りされています。
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2016年02月15日

開口神社(堺市堺区)

200年間を辿る基本調査で堺市に来ています。

ここは、街の随所にレンタサイクルの貸出所があり、一日300円で借りることが出来ます。

今回は2泊3日の予定で、その内の一日を旧市街の寺社調査に当てていましたが、結構狭い地域に集中しているし、一方通行や狭い道路も多そうでしたので、レンタカーではなく自転車で回ることにしました。

自転車に乗るのは、4年ほど前に行った鹿児島県の甑島の調査以来のことでしたので、運動不足の足腰が悲鳴を上げています。やはり、家系調査には、十分な体力が必要です。

ただ、結果的に正解だったようで、駐車場の心配も要らず、車を使う以上に効率よく回れました。

さて、いつものように相変わらず狛犬の撮影です。
堺市堺区甲斐町に鎮座する開口(あぐち)神社です。この神社は、堺旧市街を南北に二分する堺南組の氏神社です。
アーケード街を歩いていると、商店街の途中に突然神社の鳥居が現れるというちょっと変わった位置にあります。
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早速、狛犬を撮影。

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安産祈願の神社らしく、阿形は前脚に子供の狛犬を抱いています。

とにかく大きい。像高181cm 台座の高さを含めると約380cm。
大阪府一の高さとのこと。

堺市での宿泊は、アゴーラリージェンシー堺
部屋の窓からは、堺の港の全景を眺めることが出来ます。

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淡路島を唐隠しと呼んだ気宇壮大な黄金の日々の時代とは比ぶべくもないのでしょうが、かつての繁栄を偲びつつ暖かい部屋から眺めるのも悪くはないものです。
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2015年12月01日

岩崎八幡神社(秋田県湯沢市岩崎)

当ブログ中では最も北に位置する秋田県湯沢市の「岩崎八幡神社」です。

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岩崎という地域の小さな神社ですが、なんとなく憎めない狛犬の表情に魅かれて撮影してしまいました。
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福岡からはるばる秋田県まで来てしまいましたが、初日で風邪を引いてしまいました。
熱を出しての現地調査は辛いです。
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2015年05月20日

河内神社(高知県土佐町)

高知県土佐町相川に鎮座する「河内神社」です。
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面白いことに、拝殿に近い場所には、いつもの狛犬ではなく、鳥の像が置かれていました。

拝殿に向かって左↓

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鷹の像かと思われますが、爪の下にはウサギが捕まえられています。なかなか凛々しい姿です。

拝殿に向かって右↓

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鷹ではありませんね。羽の模様から”ふくろう”でしょうか。
やはり、爪の下には何か小動物が捕まえられているようですが、何の像なのかが良く分かりません。

拝殿の直近には普通の狛犬はありませんでしたので、この鷹とふくろうの像が神様を守っているように思われます。

結構、全国の神社を見ていますが、このようなものは初めて見ました。
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2014年06月07日

田口菅原神社

熊本の現地調査の途中に寄った田口菅原神社(甲佐町)の狛犬。
とてもユーモラスな姿でしたので、画像に収めました。

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残念ながら、「阿形」だけしか残っていませんでした。
姿だけみると肥前狛犬のような愛らしさがありますが、大きさが全く違うし、前脚も胴から離れているので、全く別物です。ただ、ユニークさでは引けを取りません。




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2013年10月17日

龍造寺八幡宮

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龍造寺八幡宮の狛犬の傍らで見つけた肥前狛犬。
本来の狛犬の「阿形」(向かって右側)の前にだけ一体置かれています。
肥前狛犬と言い切ってしまうには、少し大きく、しっかりしたフォルムですが、やはり肥前狛犬なんでしょうね。
台座には何も彫られていないため、いつの時代のものかも分かりません。
社務所を覗くと誰もおられなかったので、詳しいことは分からず仕舞です。
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2011年10月18日

雲仙にて

雲仙での調査の途中に寄った「温泉神社」で面白い狛犬を見つけました。

阿形(あぎょう)・・・先日アップした福江島の狛犬に似ています。
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この阿形を横から見た画像がこれ↓
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体の下に狛犬の胎児のようなものを抱えています。
これは何だろうと聞いてみようと思いましたが、社務所を覗くと誰もおられなかったので、分からず仕舞です。

吽形(うんぎょう)・・・木の枝に囲まれて、接写できず。
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木の枝から覗く、シャープな体型と精悍な顔。狛犬には見えません。

さらに、吽形の前方に
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なぜか一体だけしかありませんでしたが、肥前狛犬よりも大きくて、表情があります。

なかなかユニークな狛犬達に守られた神社でした。

ところで、温泉神社と書いて、「うんぜんじんじゃ」と読みます。
もともと雲仙は、温泉と書いて「うんぜん」と称していたとのことで、国立公園に指定された際に、雲仙としたらしい。

この神社は、雲仙岳(温泉山)を信仰の対象とする山岳信仰の拠点であり、島原半島に数多くある温泉神社の総本宮です。

祭神は白日別命(しらひわけのみこと)、速日別(はやひわけ)命、豊日別(とよひわけ)命、豊久土比泥別(とよくじひねわけ)命、建日別(たけひわけ)命の4柱が祀られているのですが、それぞれ筑紫国、豊国、肥国、熊曽国の別名とされ、そこから「四面宮」とも称されていたとのこと。

ちなみに、ここ雲仙での宿泊はこちら↓
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九州ホテルです。

平日だから、宿泊客も少なく、料金も安め。
すぐ前が雲仙地獄ですし、料理も温泉も、そしてスタッフの方々も合格点のホテルでした。
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2011年08月02日

福江島の狛犬

福江島の中央部、岐宿町の寺脇地区を通過中に面白い狛犬を見つけましたので、撮影してみました。(たまたま通りかかった神社だったので、何神社だったか忘れてしまいました)

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本土ではなかなか見られない実にユニークな表情をしていますね。

2泊3日の福江島の調査でしたが、一気に1700年初頭までのご先祖が判明し、ご依頼者の家に関係する多くの古文書の存在が分かりました。結構、充実した調査になり、はるばる離島まで来た甲斐がありました。
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2010年01月20日

現人神社

現人神社(あらひと)  福岡県田川郡香春町大字採銅所

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現在、現地調査をしている地域にあった神社です。
祭神は都怒我阿羅斯等(つぬがあらしと)とされていますが、これは朝鮮半島の意富加羅国の王子といわれ、渡来系金属精錬集団の齋祀る神です。
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この地は、採銅所の名の通り、古代から銅が採掘されていた地域で、中世には宇佐神宮の領有地でありました。そのため、ここで採掘された銅を使って銅鏡を作り宇佐宮におさめていました。

当時のこのような高度な精錬技術は、朝鮮半島の渡来系集団が持っていたものであり、おろらくこの地方に多く住んでいたと思われる渡来人の秦氏の信仰を集めた神社だったということでしょう。

ということで、いつものように狛犬の紹介です。いつ頃のものなのか、摩耗が激しくて分かりませんでしたが、形からして明治頃の作品かなと思われます。
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2008年10月22日

肥前狛犬

久し振りに狛犬のことについて。

下の写真は、肥前狛犬です。(上が向かって右、下が左)
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肥前狛犬は、その名の通りほぼ佐賀県内やそれに接する筑後地方にのみ存在する珍しい種類のものです。
江戸初期前後に盛んに造られたもので、写真で見るように、
・簡潔で素朴な彫法
・全体的に丸彫り
・ほとんど30cm程度と小柄である
・脚間を彫り抜かない
・台座がない
などといった特徴が見受けられます。

この狛犬が置かれているのがここ↓
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天喜2年(1054)建立と伝えられる蛎久天満宮です。
約450年前に戦乱で焼け、現在の社が建てられたとのこと。法人格は天満宮ですが、伊勢神宮も祭っています。社記によると天文11年(1543)、三田川町田手(現よしのがり町)に伊勢神宮の分霊を祀ったのが始まりで、その後当社に遷座したということです。

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この狛犬は明治4年の作です。
上記の肥前狛犬もそうなのですが、ここの神社では「あ」・「うん」が逆に置かれています。理由は分かりませんが、興味深いところです。

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2006年03月07日

「伊豆神社」福岡県遠賀郡水巻町

「伊豆神社」(福岡県遠賀郡水巻町)

狛犬ドットコムのスタートは、妻の実家が氏子になっている「伊豆神社」からスタートします。

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「阿」の方です。(大正8年建立)
ちょっと変わっている姿です。なんと逆立ちしてしています!

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後ろに廻ってみると・・・オス(この表現でいいんでしょうか?)なんですね。立派なシンボルが存在していますひらめき

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顔のアップです。とぼけた憎めない表情をしてますね。

反対の「吽」の狛犬を見てみると・・・
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今度は逆立ちせず、ちょっと立ち上がっています。

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メスなのにこっちの顔の方がちょっと怖いですね。
旦那がとぼけた顔をしている分、しっかりしているのかもしれませんね。

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「今泉神社」福岡県遠賀郡遠賀町

「今泉神社」(福岡県遠賀郡遠賀町)
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割とオーソドックスな姿です。ちょっと力強さが感じられますね。

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いい表情です。鼻の穴の大きさが目立つかな。

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万延二辛酉歳(1861年) 当時の大保正(大庄屋)と保正(庄屋)の名が彫られています。

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「吽」です。ちょっと撮影に失敗しました。見辛いですね・・・

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「阿」も「吽」も鼻の穴の大きさが気になります。
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「高倉神社」福岡県遠賀郡岡垣町

「高倉神社」(福岡県遠賀郡岡垣町)

私の地元の神社です。この高倉神社は旧遠賀郡21ヶ村の総社で、祭神は大倉主命(おおくらぬしのみこと)と菟夫羅媛命(つぶらひめのみこと)です。社伝によると仲哀天皇、神功皇后の時代にまでさかのぼる(皇后摂政二年「202年」)歴史の古い神社です。

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磨耗が激しく、いつの時代のものかが読み取れません。「阿形」の口の開け方が慎ましい。


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磨耗が激しい割には「吽形」の角がはっきり確認できます。
素朴な味わいのある表情がいいです。


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平成13年のものです。写真を撮ろうかやめようか迷いましたが・・・


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劇画チックですよね。若者向き(?)です。これで神様をお守りできるのかなぁ。。




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「岡湊神社」福岡県遠賀郡芦屋町

「岡湊神社」(福岡県遠賀郡芦屋町)

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「岡湊」とは、「おかのみなと」と読みます。日本書紀には「嵐之水門」として登場する芦屋の大変古い呼称です。
1800年の歴史を誇り、「古事記」にもその記載があります。
祭神は「日本書紀」に記されている「大倉主命」と「菟夫羅媛命」のほかに、相殿として「天照皇大御神」「神武天皇」「素盞雄命」とが祭られています。

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このサイトに登場する狛犬の中で、現在のところ最も古い寛政12年(1800)の建立です。

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顔が実にユニークですね。いい味してます。


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逆光になって見づらくなってしまいました。


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「吽」形もユニークさではひけをとりません。歯をむき出しにしている表情が憎めないです。

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台座には、”沖船頭”の文字があります。江戸期には港町で栄えた当時の芦屋の町が偲ばれます。
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「岡湊神社」その2

昨日の岡湊神社のつづきです。
この神社にはもう一対入り口近くに狛犬があります。

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嘉永・・年と彫られていますが、数字の部分の磨耗が激しくて読み取れません。


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下の口が欠けています。ちょうど、これを撮影中に宮司さんにお会いし、お話を伺うことができました。この神社は昭和の初めの大火で神殿などを全焼させ、この狛犬なども焼かれて脆くなったとのこと。

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「吽」形の方がよりダメージを受けています。


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頭部の損傷が激しいですね。足元にその残骸と思われるものが置いてありました。


ここ芦屋は、近世は「芦屋千軒」と呼ばれるほど民家商家が多く、港町として発展しました。この神社に奉納されたものは、たいてい商人の名が刻まれています。

また、この芦屋に天下に名高き「芦屋釜」があります。現在、国の重要文化財に指定されている茶釜9点の内、なんと8点が芦屋釜なのです。(神殿右横にあります↓)
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「埴生神社」福岡県中間市

「埴生神社」(福岡県中間市)

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体はかなりシャープです。顔を除けば普通の犬のよう。大正11年建立

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なぜか「阿」の顔のアップだけどうしてもフラッシュが光ってしまい見にくくなってます。

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顔から首にかけて修復した痕があります。何かで欠けたのでしょうか。

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顔のアップにすると、傷口がより痛々しいですね。


この神社の境内にある「手洗鉢」は、天保四年正月(1833年)に当時の保正(庄屋)の土師氏が奉納したものを今も使っています。
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「月瀬八幡宮」福岡県中間市

「月瀬八幡宮」(福岡県中間市)

月瀬八幡宮は「城址を訪ねる」コーナーに記しました”猫城址”に建立された神社です。
こちらの狛犬は天保3年(1832年)建立の比較的古いものです。

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台座に天保三壬辰正月吉日と彫られています。174年前に建立されたにしては新しいようなので、リニューアルしたのでしょう(?) しっかりした体つきです。

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なかなかいい顔をしています。個人的に気に入っています。

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やはりどう見ても建て直したようです。

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「吽」のほうもいい顔です。頼もしい。

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「正八幡社」福岡県行橋市 

「正八幡社」(福岡県行橋市)

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ネコのようなシャープな体型をしています。いつ頃の作なのか、文字が薄れて読めませんでした。

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狛犬にしては迫力に欠けています。顔も体に合わせてこじんまりしていますよね。

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「吽」ですが、うっかりして妻も写ってしまいました。(右端)

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いよいよ迫力に欠ける顔ですね。ゲゲゲの鬼太郎にこんな顔の妖怪が出てました。
じっと見ていると笑いが出そうな顔ですわーい(嬉しい顔)


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2006年03月06日

「鷹見神社」北九州市八幡西区

「鷹見神社」(北九州市八幡西区)

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この鷹見神社は、写真のように3対の狛犬がずらりと並んでいます。その内2対が江戸期のものですが、どれも実にユニークな顔をしています。

手前から・・
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明治37年建立


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たぶん口の辺りが欠けてしまったのでしょう。変なヘアスタイル(?)と相俟って実におかしな顔になってしまいました。

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相棒の方も狛犬離れした顔をしています。

真ん中の1対です
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安政2年(1855)建立
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あまり精巧ではありませんね。妙に鼻が気になります。

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「吽」です。

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団子のようですね。手を抜いたという感じです(失礼!)

一番奥の1対です。
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文久元年(1861)建立

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この神社の3対の中では最も力強い感じです。ちょっと高い位置にあったので、見上げる形になってしまって、鼻の穴のアップになりました。

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なかなか凛々しい良い姿です。

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2006年03月05日

「金麗社」山口県美東町

「金麗社」(山口県美東町)

金麗社というタイトルを付けていますが、もしかしたら大田八幡かも・・・
金麗社と大田八幡は、同じ敷地内に並んで建っているのです。この写真は、向かって右のものを写したのですが、間違っていたらお許し下さい。

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慶應元年(1865)正月、高杉晋作率いる諸隊と萩藩政府軍との戦い、いわゆる「大田・絵堂の戦い」があり、この金麗社に諸隊の本陣が置かれ、高杉晋作や山県狂介(有朋)らが作戦会議を開いたところです。

この「大田・絵堂の戦い」は、規模からみれば一地方の小さな戦いですが、この勝敗が後の日本の運命を決めたとも云える、歴史的には”大きな戦い”でした。

司馬遼太郎の「世に棲む日日」4巻にその詳細が描かれています。ご一読頂きたい一冊です。


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文化6年(1809)建立 197年前の建立にしては、しっかり保存されています。

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この狛犬もここで幕末の高杉晋作や山県有朋の戦う姿を見てきたのでしょう。

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いい立ち姿ですね!

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いい顔をしています。個人的に気に入りました。

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