2011年08月23日

「筑前江川谷」 〜竹槍一揆から秋月の乱まで〜

ちょうど読み終えた本ですが、明治初年の秋月(福岡県)周辺を舞台とした地元小郡市出身の多田茂治氏の作品です。

明治6年に起こった筑前竹槍一揆の描写から始まるこの作品。明治維新以後、むしろ江戸期以上の高負担に苦しみながらも、したたかに生きる庶民と、禄を奪われ、刀を奪われ、経済的にも精神的にも追い詰められて没落していく士族達を対比させながらの詳細なストーリーです。

福岡の方言がそのまま使われているので、他地方の方には読み辛いかも知れませんが、明治初年の社会を実感する上で良い作品だと思い、ブログの記事にしてみました。




posted by 仁四郎 at 11:51 | Comment(0) | 図書紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする